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2023.04.28
Sustainability Techカンパニーのbooost technologies株式会社(東京都品川区、代表取締役:青井宏憲 以下 当社)は、NECネッツエスアイ株式会社(東京都港区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之 以下NECネッツエスアイ)の国内拠点に、サステナビリティ経営を加速するためのプラットフォーム「booost Sustainability Cloud」の提供を開始しました。
「booost Sustainability Cloud」のアプリケーションの一つである、CO2排出量の見える化・カーボンオフセット・報告レポート等のGX(グリーン・トランスフォーメーション)を促進する「booost GX」を活用することにより、NECネッツエスアイのグループ会社を含む国内拠点の事業全体で発生するCO2排出量の効率的なマネジメントが可能となります。
また、当社パートナー企業であるパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:市村 和幸、以下 パーソルP&T)では以前よりNECネッツエスアイに向けサービス提供してきた、CO2排出量の算定・可視化の領域におけるデータ分析、業務手順の見直し、構築、算定の実行などの支援による工数削減などを通し、カーボンニュートラルの達成に向け、持続可能なCO2排出量可視化の構築に貢献しました。これまでの支援を踏まえ、今回新たに「booost GX」 で使用する活動量データの収集・整理・インプットなどツール導入・効率化などの支援を実施しています。
今後も両社連携により、導入企業の工数削減を支援してまいります。(*1)
NECネッツエスアイグループは「持続可能で、豊かに響きあう社会の実現」に向け、企業活動や事業を通じて、安心・安全で快適な暮らしおよび地球環境の維持、改善に向けサステナビリティ経営に力を入れています。その一環として気候変動問題へも取り組んでおり、TCFDコンソーシアム(*2)の会員でもあるNET-ZERO/サステナビリティリーダー(*3)です。2022年にNECネッツエスアイにカーボンニュートラル推進本部が発足し、同年のTCFD、CDPへのCO2排出量算定に着手した際、同時にCO2排出量可視化ツールの選定も行い、当社が開発・運営を行う「booost Sustainability Cloud(booost GX) 」の導入に至りました。
また、NECネッツエスアイのコアコンピタンスの一つに「事業創出力」があります。先進企業やスタートアップ企業との共創を通じてソリューションを開発するとともに、それらを自社やパートナー企業と実践したうえで、最適なソリューションとして提供しています。本導入も、このような取り組みの一環です。
国内拠点を一元管理し、CO2等排出量可視化(Scope1,2,3)・管理・オフセット(省エネ・創エネ等)・報告を効率的にワンストップで実行
国内拠点および、サプライヤー各社のCO2等排出量可視化の集計工数の大幅な削減
当社のパートナー企業であるパーソルP&Tでは、脱炭素経営を目指す企業に対して「GXコンサルティングサービス」を展開しています。NECネッツエスアイに対しては以前より行ってきた、CO2排出量の算定の実行支援において一部算定の自動化など一連の作業の改善、フロー手順の整理といった業務効率化を通し、活動量データ収集・整理・算定などに要する作業工数を約4割削減し、カーボンニュートラルの達成に向け、持続可能なCO2排出量可視化の運用構築に貢献しました。
これまでの支援を踏まえ、本件では「booost Sustainability Cloud(booost GX)」の導入において、サプライチェーンの膨大な活動量のデータ整理・クレンジング実行、取り組みフローや手順書作成などを行い、円滑な導入、利用開始、活用の実現に向けた支援を実施。今後も導入初期のフォローや、導入後のオンボーディングなどの支援を継続していきます。
NECネッツエスアイ株式会社 カーボンニュートラル推進本部
池田 一洋 本部長 コメント
CO2排出量可視化ツールの選定にあたって、当社がbooost technologies社のホームページにアクセスし、「booost GX」の紹介を頂いたことがきっかけです。紹介後もきめ細やかなサポートのもと、当社のCO2排出量算定業務の進捗状況等を情報共有させて頂きながらディスカッションを行い「booost GX」の導入イメージが徐々に出来たことが採用の要因となりました。実際の「booost GX」導入は、2022年2月からの着手となりましたが、ほぼ2か月の短期間で2020年度と2021年度のScope1,2,3に関するデータ投入がパーソルプロセス&テクノロジー株式会社の支援もあって完了することが出来ました。
「booost GX」の導入により、当社として脱炭素社会の実現に向けた第一歩を踏み出せたと感じています。
今後は、「booost GX」を活用したCO2排出量の可視化を通じた社員の気づき、啓発活動、意識改革から、当社が掲げる中期計画「Shift up 2024」における「全事業を気候変動対応へ」の実現を加速化させます。引き続きCO2排出量データの精緻化に取り組むとともに、当社内の各システムとのデータ連携を実現し、データ入力の省力化とリアルタイム性のある可視化の実現を目指したいと考えています。
*1 プレスリリース:パーソルプロセス&テクノロジーと「脱炭素支援におけるパートナーシップ契約」を締結
*2 TCFDコンソーシアム:「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」に関する企業の効果的な情報開示や適切な取り組みについて議論を行う目的で設立されたコンソーシアム
*3 NET-ZERO/サステナビリティリーダー:NET-ZERO/サステナビリティの実現に向けて先進的に取り組み、各業界を牽引する個人や企業
※NET-ZERO:CO2排出量を極限まで削減したうえで残余を吸収量と除去量により差し引いて合計をゼロにすること
当社は、NET-ZERO/ESGを牽引する企業のTechnologyパートナーとして、サステナビリティ経営の加速を支援するためのプラットフォーム「booost Sustainability Cloud」を提供しています。構成アプリケーションとして、CO2排出量の見える化・カーボンオフセット・報告レポート等のGX(グリーン・トランスフォーメーション)を促進する「booost GX(旧ENERGY X GREEN)」、サプライチェーン全体のCO2排出量の見える化を実現する「booost Supplier」、ESGの開示項目を見える化しESGパフォーマンス向上につなげる「booost ESG」、 CO2フリー電力等の調達や供給を可能とする「booost Energy(旧ENERGY X)」を展開しています。
「booost GX」は、「booost Sustainability Cloud」のアプリケーションの一つで、CO2排出量の見える化・カーボンオフセット・報告レポート等のGX(グリーン・トランスフォーメーション)を促進します。各業界のNET-ZEROリーダーから選ばれ、1000社以上に導入いただき、16.8万拠点で利用されています。製品・サービスごとの排出量が可視化でき、計画に沿ったCO2の削減(省エネ、再エネ、非化石証書の購入等)を実行できます。さらに、国際イニシアティブ(RE100、SBTi、TCFD等)や温対法等の各種報告レポートを自動で作成。効率的な脱炭素経営をサポートします。
本サービスは、脱炭素の推進に向け、現状把握のための算定・可視化の計画や実行から、削減計画の策定、具体的な削減施策の実務支援、研修・ノウハウ支援など、企業の状況や課題に向き合い一気通貫のサービスを提供しています。
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パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、人・プロセスデザイン・テクノロジーの力で、人と組織の生産性を高めることを使命としています。お客さまの事業課題に応じたコンサルティングやシステム開発、アウトソーシングのほか、人とテクノロジーが共存できる社会を目指し、RPAやAIなどを駆使した最新のテクノロジーやサービスを提供してまいります。
<会社概要>
会社名:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
代表者:代表取締役社長 市村 和幸
設 立:1977年 9 月 24 日
事業内容:業務プロセスコンサルティング、システム企画・開発、システム運用・保守、ICT アウトソーシングほか
所在地:豊洲本社、赤坂、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、沖縄
コーポレートサイト
booost technologies株式会社 マーケティング部(広報)
https://booost-tech.com/contact/massmedia
e-mail:pr@booost-tech.com
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