ISSB、2026年2月会議の議事概要を公開 自然関連開示とSASB基準改訂を議論
目次
国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、2026年2月25日から26日までドイツ・フランクフルトで開催した会議の概要を公開しました。
今回の会議では、生物多様性に関する開示やSASB基準の改訂など、サステナビリティ情報開示に関する重要な議題が議論されました。
自然関連開示(Nature-related Disclosures)の検討
ISSBは、生物多様性や生態系に関する開示プロジェクトについて、名称を「自然関連開示(Nature-related Disclosures)」に変更することを支持しました。
また、公開草案(Exposure Draft)で提示される予定の概念や用語について、以下の方向性が示されました。
- どの項目を正式な定義(definitions)として整理するか
- どの項目を説明(descriptions)として示すか
さらに、自然関連開示プロジェクトでは、企業が実務で活用しやすいよう、追加的なガイダンスを含む資料パッケージを提供する方針が示されました。
SASB基準の強化プロジェクト
ISSBは、SASB基準の強化プロジェクトについて、ISSBの2024〜2026年作業計画に基づき継続して実施することを決定しました。
また、以下の方針も確認されました。
- 公開草案(Exposure Draft)を正式に承認
- 120日間のコメント期間を設定
- 公開草案の公表に必要なデュープロセス(適正手続き)を満たしていることを確認
改訂基準の施行時期については、基準公表後12〜18か月後に適用開始とし、企業による早期適用も認める方針です。
まとめ
ISSBは2026年2月の会議で、生物多様性・生態系に関する開示プロジェクトを「自然関連開示」として整理する方向性を示しました。また、SASB基準の強化プロジェクトについても公開草案を承認し、120日間の意見募集を行う方針を決定しています。サステナビリティ情報開示の国際基準は今後も進化が続く見通しであり、企業や投資家にとって重要な動向となりそうです。
出典:https://www.ifrs.org/news-and-events/updates/issb/2026/issb-update-february-2026/




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